ヨガは、古代インドから伝わる身体的、精神的な練習で、心身の健康に効果があるとされています。
ヨガには、多くのポーズや呼吸法がありますが、ここでは基本的なポーズと呼吸法について紹介します。
ヨガで基本となる5つのポーズを紹介
1.マウンテンポーズ(Tadasana) 立った姿勢で、両足を肩幅に開き、腕を身体の横に下ろします。背筋を伸ばし、鎖骨を広げることで、全身を引き締めます。
2.ツリーポーズ(Vrksasana) 立った姿勢で、右足を左足の太ももに乗せ、両手を合わせます。左右の足を交互に行い、バランス感覚を養います。
3.ウォーリアーポーズ(Virabhadrasana) 足を前後に開き、前の足を90度曲げます。上体を前方に傾け、胸を開きます。両腕を上げ、心身を強くし、自信を持つことができます。
4.カウポーズ(Gomukhasana) 座った姿勢で、左足を曲げ、右足を左足の下に入れます。左手を後ろに回し、右手を前に伸ばし、胸を開きます。反対側も同様に行います。
5.プラークポーズ(Phalakasana) 手首を肩幅に開き、足を後ろに伸ばします。体を水平に保ち、腕力を養います。
ヨガをするなら覚えたい呼吸法とは
1.ディープブレス(Deep Breathing) 鼻から深く息を吸い、ゆっくりと口から吐きます。呼吸をゆっくりと、深く行い、リラックスを促します。
2.カプラバティ(Kapalabhati) 鼻から強く吸って、急速な鼻息を行います。吸った息は自然に吐きます。心肺機能を高めることができます。
3.ナーディショーダナ(Nadi Shodhana) 右手を鼻に当て、右の鼻から吸い、左の鼻から吐きます。反対側でも同様に行います。自律神経の調整を促します。
まとめ
以上が、ヨガの基本的なポーズや呼吸法の紹介です。正しい姿勢や呼吸を行うことで、身体的な強さや柔軟性、精神的なリラックスや集中力を高めることができます。また、ヨガはストレスの緩和や内臓の機能改善、睡眠の改善などにも効果があるとされています。
ヨガを始める際には、自分に合ったポーズや呼吸法を選ぶことが大切です。また、正しい指導者の元で行うことで、怪我や負荷をかけすぎることを避けることができます。初心者は、ヨガスタジオやフィットネスクラブでのレッスンを受けることをおすすめします。
最後に、ヨガは単にポーズや呼吸法を行うだけでなく、心身を調和させることを目的としています。日々の生活でストレスを感じたり、身体の不調を感じた場合は、ヨガを取り入れて心身のバランスを整えることをおすすめします。